【上海】上海交通大学からスゴイことを学んだ。
次の朝、宿まで迎えに来てくれたTちゃんと朝ご飯へ🍴
オーダーしてくれるTちゃん
うーんどれも美味しそう✨
雰囲気good✨
結局ガッツリ✨
サンドイッチにバナナヨーグルトにマンゴースムージーをモリモリ食べても800円くらいですみました。
しかもWi-Fi完備(°▽°)
助かりますねー♫
そして、Tちゃんの通う大学にお邪魔しました!!
「交通大学」って聞くと、交通ルール??とか思ってしまう低レベルのまえてぃー。
でもそう思ったのはきっと私だけではないですよね、そこのアナタ!
日本の交通公園的なのを思い浮かべませんでしたかΣ(-᷅_-᷄๑)⁉︎
はい、この交通大学の意味は「交流」とか「貿易」とか人や国同士が交じり合うというところから来ております。
よろしいですね!?
中国の赤門!!
噴水がありました⛲️
この噴水には大学の“思い”が書かれてあるんやけど、こう書かれてあります。
『飲水思源』
読めますかぁ??
ゴメン、まえてぃー読み方は忘れちゃったんやけど、意味は、「水を飲む時、井戸を掘ってくれた人たちのことを思いなさい」ってことらしい。
ふ、深い…。
これを思わずに飲んだ水と、思った後で飲んだ水の味は何か変わりそうな気がする…。
水道なんて生まれた時からある当たり前なモノやから、あんま何とも思わへんかったけど、それを「当たり前にしてくれた人たち」がちゃんといるんだよね。
そして、それを今も「維持」し続けてくれてる人たちがいる。
水に限らず、電気にしてもスーパーやコンビニに置かれてる食品や日用品、ネットやアプリで伝えたいことを瞬時に伝えられる技術、まえてぃーを中国まで運んでくれる乗り物、毎年買ってしまうTシャツ、発売日に必ず買うマンガたち、引きこもりまえてぃーを支援してくれたゲーム、特にPS2とか…。
言い出したらキリがないけど、どんな当たり前のことも、誰かが最初に始めてくれて、誰かが維持し続けてくれて、誰かがより良くしようとしてくれてる結果、 当たり前に生活できてるんやなぁと今になって感じました(´ー`)
そして、どんな仕事もまえてぃーの当たり前に繋がってて、とても意味も、価値もあるんだなぁと。。。
これから進路選択をするみんな、進路変更を考えるかもしれないみんな、どんな仕事も学びも、社会にとっては必要で、きっと喜ばれる。そして、自分の喜びにもも繋がっていく。
だから安心して進みたまえ!!
会ったこともないその人たちに、自然と感謝できるような教訓をもらえた気がしました(*´-`)
みんなにもぜひ、感じて欲しいな。
懐かしいなぁ、大学の教室🏫
雰囲気ありすぎる教室Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
もはや博物館!
昔は図書館で今はリアル博物館でした。
土曜日なのに人がたくさん。
グランドも広かったー!!
見学中、思い出話を含め、色んな話を聞かせてくれました。
Tちゃん自身、うちのサポート校に転校してきた時は、色々なことに疲れてしまっていて、たくさんの不安や葛藤を抱えていました。
でもサポート校でタイプの全く違う個性豊かな仲間と出会ったり、大学で学び、中国に来て異文化を体験したり、色々な境遇のクラスメイトと出会い、交流を深めていく中で、自分はまだまだこれからだって思えたそうです。
クラスメイトの中には、自分の国にいると戦争や内戦、貧困や差別などで命が危なかったりする生徒も少なくはないそうです。
勉強して、認められて、奨学金がもらえたり、留学する権利をもらうことで、自分の人生のスタートをきることができるんです。
また、一人っ子政策の中で生まれた女の子は、養子に出されたり戸籍を消されたりすることもあるそう。
だから自分の存在価値を証明するためにも、家族を守るためにも、人並みの生活をするためにも、勉強して芽を出したいと思っていたり…。
テレビのニュースやドキュメンタリー番組で見た世界が、ここにはあった。
ちゃんと現実。
学生の「1番の原動力はコンプレックスです」という言葉に感銘を受けました。
まえてぃーも少なからず、いや、若い時はコンプレックスのゴッツ塊でした。
顔が可愛いわけでもなければ、勉強ができるわけでもない、飛び抜けて何か才能があるわけでもなければ、言いたいことも言えない引っ込み思案。
多数決では多い方に後からこっそり挙げたりするタイプ。
負けん気はありました。
必死に頑張った経験もあります。
でも大概の場合、まえてぃーの「コンプレックス」は「諦め」に繋がるんです。
「勉強頑張ろう!」って思っても「○○ちゃんの方がどうせ賢いしなー」とか、「小説書きたいなー」とか思っても「どうせ当たらんしなー」とか、「警察官なりたいなー」とか思っても「どうせ採用試験受からんしなー」とか、「△△さんに告白して付き合いたい!」とか思っても「☆☆さんの方が仲良いからどうせ無理やろなー」とか…。
そう、「どうせ無理」ってのに繋がるんです!!
そりゃもう自然に、何の不自由もなくスルーっと繋がるんです。。。
よし、ここをこう頑張ろうとか、工夫しようとか思えず、原動力にならないんです!
アキラメるんですΣ(-᷅_-᷄๑)💦
きっとまえてぃーだけじゃないと思う。
でも、彼らはそのコンプレックスを力に変えることができる。
その違いは一体なんなんだろう。
考えました。
けっこう考えました。
そして、まえてぃーのだした考えは、、、
「彼らには後がない」のだと。
日本は「どうせ無理」でも「何とかなる安心の与えてもらえる国」です。
飛び抜けて何か出来なくても、「道は1つじゃない」って言えるし、頑張ってもダメだったら「良い経験した」って思えるし、そこそこやってたら「そこそこの暮らし」は出来るし、バイトだってすぐ決めれるってか選べて「稼げる」。
病気や怪我をしたら病院は行けるし、いざとなったら色んな保険も補助制度もある。
決してサボってるわけじゃない。
一生懸命生きている。
でも、何とかはなるんです。
でも彼らには、「後がない」。
明日が何とかなる「保証がない」。
生まれたら「道が決まってる」。
それが嫌なら、頑張って、頑張って芽を出すしかない。
家族や、自分を守りたいなら、頑張るしかない。
そして何より、自分だって「夢」を叶えたい。幸せになりたい。
誰もが思う、当たり前のこと。
その全ての土台で、誰もが、じゃないかもしれないが、平等なのが「学び」「教育」なのだ。
「学べる」とゆうことは「贅沢」なことです。
それは、「将来は自分で選択しても良い」ってことやから。
あなたは大阪に生まれたからこの人生のレールね、あなたは東京やからこのくらいの生活レベルで、あなたは福岡やから税金は給料のこんだけ払ってください…とかないもん。
みんな義務教育では生活に困らないくらいの知識と技術を修得する機会がもらえて、そこから自分の人生をより作りたい人はこんな選択肢がありますよ、とかで高校や大学、専門学校や大学院もある。
お笑いスクールなんてのもある。
「こんな勉強何の役に立つん?」
「将来使わんし勉強しんでいーやん」
まえてぃー、これ学生の時によく思ったし、生徒からもよく聞いた。
今なら分かる。
役に立たないんじゃない。
役に立たす力が自分になかっただけ。
無意味だって言っといた方が自分の「無能さ」に気づかなくて済むもん。
出来ないことから目を背けても「うっせぇ」って言っとけば回避できたもん。
本当、バカだったなぁ…。
目の前にある勉強という「行為」や「義務」や「強制されてる⁉︎」とかだけをみて、それがなぜ与えられてる権利なのか、なぜ与えようとしてくれた人たちがいるのか考えもせんかった。
その先にある「どう自分の生活に活かすか、繋げるか」を考えておけば良かったんだな…。
これを読んでくれてるみんな、みんなが何歳かは分からんけど幾つでもまだ間に合う。
学べる環境にいるのなら、きっと変わる。
そして、学べない人たちの分まで学んで、その得た知識や技術で色んな人に幸せを運んでください。
そういう意識を持っときながら学ぶだけで、きっと世界は今より少し、優しくなってる思う。
自分も少し、カッコよくなってると思う。
まえてぃーの「数学」のように、どーーーーしても理解できない!!
生理的に無理!!ってのもあるかもしれん。
そんな時は、先生(人)の話を聞く練習をする(理解力アップ)、その人のクセを見つける(観察力アップ)、とにかく座っとく(忍耐力アップ)、時間を守る(信頼感アップ)、これは今の自分にどう活かせるか無理やり繋げる(応用力アップ)など、色んな過ごし方(学び方)があります。
だから私も世界のことを旅を通して学んで、今の自分の人生や、これを読んでくれてる人たちの何かのきっかけになれるように、足と頭を止めず、歩んでいこうと思う。
知っていこうと思う。
伝えていこうと思う。
彼らのハングリー精神は、日本にいると体感するようなものではないかもしれないし、比べるものでもないかもしれない。
けれど、以前まえてぃーはアメリカの人にこう言われた。
「日本で生まれただけで、大当たり引いたで」って。
あんなイケてて強い国の人から見ても、日本は当たりくじ。
「日本に生まれて良かった」って思うだけでも生き方変わると思うけど、そこで終わらず、「他の国に生まれなくて良かった」とかでもなく、「じゃあ、どう使う?」「どう生きる?」「何ができる?」を考えながら生きれる人になりたいと思いました。
あー、、、長くなってしまった。いや、熱くなったなぁ。
この経験と気づきをくれたTちゃん、ほんまありがとう!!
あなたのバイタリティーに溢れた表情や滲み出る強さは、そうじゃなかった時を知っているからこそ、より感じることができるんだろうな。
Tちゃんが言ってた「1年や2年の挫折やブランクなんて、どーでもなる」って言葉。今ならもっと深く、堂々と、みんなに伝えられると思います。
たった2日の上海で、これからの寿命を支えてくれるような時間をもらえました。
お次は『蘇州』へ向かいます。
え⁉︎知らない??そんな町??
良かったですねーコレで、知ることができますよ♪( ´▽`)
読んでいただきありがとうございました!