【西安】初めてのホームシック
蘇州から西安へ。
お世話になったいとこ家族に別れを告げ、改めてひとり旅!!
蘇州の空港
中国での初めての国内線。
国内線くらい楽勝やろーと思ったのがバカまえてぃー。
中国は厳しいのである。
思い出せば地下鉄や新幹線ですら保安検査があったのだ。
飛行機なら尚更厳しいに決まってる…ってのを考えてなかった。
まず、チェックインしてチケットをもらう🎟。
これは出来た(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)👍
そして荷物を預ける。
“ビー”って鳴るのだ、まえてぃーの荷物が。
何やら入れてはいけないものがある様子。
「これを出せ」と言われ出したものは充電器にバッテリーに予備のアイフォン5s。
なぜだ?日本から出る国際線の時は何も言われなかったぞ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
が、伝えることもできないので笑って出して手荷物(リュック)に詰め込む。
重い。。。
そして係りの人、まえてぃーの手荷物に気づく。
「折りたたみ傘は機内にはダメ🙅🙅♂️」
なぜなんだ!?
コンパクトないざとゆー時のための傘🌂!!
サポート校でもすぐ出せるように手荷物に入れるべしって習ったぞ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
が、反抗なんてしないジャパニーズ。
笑って詰め替える。
するとどうだろう。
手荷物が本当に手荷物なのかとゆーくらい重いのである。
PCとカメラでもたいがい重いのに、それらの充電器や変圧器類まではキツイなーと思いながらも無事にこなしチェックイン完了。
そして、本当の保安を通りゲートへ🚶♀️。
が、ここでも試練∑(゚Д゚)
入国審査みたいなのがあるのだ。
中国では国内でも外国人はパスポート見せなきゃダメです。
しかもことあるごとに!!
ドキドキしながら審査へ!!
が、ドキドキしたけど特に何もなくスルー。
そして荷物をまたベルトコンベアに乗せるんやけどここでも電子類は全部出さなきゃダメ!!
さっきいったPCにカメラに充電器類にスマホに全部出してガッツリ見られてまた入れ直す。
ガチャガチャグチャグチャしまくり💦
もちろん上着も脱ぎます。
動かすし焦るし汗だくだわよー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
そんなこんなでやっと出発できました…。
こんな日は早く宿に行ってもう寝よう…。
そして!!!
西安に到着!!!
雰囲気ある駅でしょ( ̄∇ ̄)
でも駅だけじゃなくて、
城壁!!!
はい、この西安という街は一体が城壁に囲まれてるとゆうなんとも荘厳とした街なんです。
まぁ西安に来た理由は後日として、まずは宿に行きたい!!!
この駅から歩いて10分と書いてある。
GPSもバッチリ登録しておいた。
ので、あとはその通りに歩けば良いだけ…だった。
だった。
だったのだ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)💦
ない!
ないのである!!!
GPSが“ここだよー”って記す場所がすごいのだ。
なんとだだっ広い公園の“池”の前なのだ。
絶対違う。
いくらなんでも池には泊まれん。
うろうろしまくり、公園を散歩してるおじちゃん達に聞いても「分からねー」みたいな顔されるピンチ(´ー`)💦
ネットを駆使し、宿の住所と地図を照合。
あーもっとネットとかに精通しておけば良かったと後悔(-_-)
あれやこれやとやると…
違う住所が出て来た!
そして池から近い!!
もうこれにかけるしかないとまた歩く。
かれこれ1時間はさまよった。
さまよう鎧はいつもこんな気分でさまよってたと思うともっと遭遇した時にテンション上げてやれば良かったとまた後悔(-_-)。
そしてついに!
宿の門を発見!!
受付の人に会うと「ウェルカム〜」とか言われたけど「ウェルカムじゃねーよ、地図違うじゃねーか。゚(゚´Д`゚)゚。」と泣きついてやりたいまえてぃー。
が、話せないのだ私は!!
「おぅ、サンキュー」って感じで部屋に行ったもう。゚(゚´Д`゚)゚。
するとそこは4人部屋。
3人の女の子は友達らしい。
「ホニャララホニャララ〜??」と話しかけてくる。どうやら中国人らしく、まえてぃーのことも中国人と思って話しかけてくれてるのだ。
「そーりー、アイム ジャパニーズ」
…。
会話が途切れる。
そして時はたち3人はどこかに遊びに行った。
…。
「帰りてー」
宿はないし、やっと辿り着いたと思ったらルームメイトは3人組で言葉も通じない。
これが、「寂しい」とゆうことなんだろうか…。
まえてぃーは基本1人は好きである。
もちろんみんなとワイワイするのも好きであるが、1人で気ままに過ごすこともこの上なく好きである。
一人暮らしもかれこれ10年になるが寂しいと感じたことは…一度もない。
むしろ何時に帰ろうが何を食べようが食べまいが何を着ようがいつまでゲームしようがテレビ見ようが自由。
この上なく、自由。
この上なく、幸せを感じていたのである。
が、今まさに「寂しい」んだ。
なんでやろう…。
そーいえば昨日まではいとこ夫妻や教え子やらとワイワイしてたなぁ。
してたなぁ。。
してたんだよ。。。
そ、そうか。
1人でいるから寂しいんじゃないんだ。
みんなと楽しくやった時間が「もうない」ってゆう喪失感。
周りはワイワイ楽しんでるけど「自分は1人」ってゆう孤独感。
これが「寂しい」って感情が生まれるわけなんだ。
一人暮らしが寂しくないのももともと1人やし寂しくないんだ。
寂しさは誰かと自分の差で生まれるのだ。
中学とか高校の頃って、みんながグループでいる中で自分が1人やったらすっごい寂しかったり恥ずかしかったりするやん??
「好きな人と組めー」とか「班は自由に作れー」とか先生の良かれと思う言動が拷問に感じたことがある生徒はきっと私だけではない。
「なんだ、まえてぃー、お前1人か?誰かまえてぃーを入れてやれー」とかトドメの一言を刺してくる。
あー、あの感覚が蘇る。
こ、これが寂しいという感覚なのか!
勢いだけでひとり旅を始めた自分を誇らしく感じてたが、一気に後悔が押し寄せてきた。
そもそも無理だったんじゃないか、話せないくせに、カネもないくせに、ガキじゃねーのに、、、。
あぁ、負のループだ。
寂しさとは無縁と思ってたけど、そうではなかった模様。。。
本気で帰ろうと考えたが、まえてぃーの座右の銘を思い出した。
その中の1つ(座右の銘はいっぱいある)
『あと1日だけ』
辛い時、もうダメだと思った時は『あと1日だけ』生きてみる。
だからこの西安で、あと1日やろうと思ったことをやってみようと思う。
きっと、何かが変わると願って。