まえてぃーウォーズEP3 チュニジア市民はフォースと共にいた!!
感動のネフタの夕日から朝方、ついに最終目的地の首都、チュニスに着きました。
アフリカ大陸でありながらアフリカっぽさがほぼない特殊な街。
フランスからもイタリアからも安く行け、イタリアからは船でも行けます。
そして、2日とも夜行バスで移動したので本日はリッチに首都ど真ん中のホテルに滞在することにしました!
久々に横になって寝れるー(*⁰▿⁰*)✨
バスターミナルからホテルは歩いて20分。
楽勝。
朝5時に着いて、明るくなった8時に移動開始。
チラホラ人もいるしカフェも空いていたけど、まずはゆっくりしたかったのでホテルでもうチェックインできるか聞くことにしました。
スマホの地図を出し入れしながら方向を確認。
すると同じくアフリカを回っている友人からメールが(о´∀`о)
「これからどんなルート?」みたいな会話をし、まえてぃーがナミビアに興味でてきていたので「ナミビア(に行きたいなぁ)」と文字を打った瞬間!!
ナミビアが消えたのであるʕʘ‿ʘʔ
いや、スマホの文字が消えたのではなく、
スマホが消えたのだ(゚o゚;;!?
やられた!!!
猛ダッシュで走り去る青いフードの男!!
そう、まえてぃーはスマホを盗られたのである。
ヤバ!!と思い猛ダッシュで追いかける。
そして叫ぶ!!
ドロボー
とか
返してー
とか
よく覚えてないがとにかく走って叫んだ。
もちろん日本語で。
途中何人かが気づいて協力してくれて捕まえようとしてくれた。
が、相手は若者の男性(らしい)。
追いつけるわけもなく、まえてぃー曲がり角という道路の交差点で顔面から転倒。
…。
両手両膝が地面から離れない。
もうどうしよう。。。
ひざまづいたまま顔を上げられない。
立てない。
手はドロドロ、
ジーンズもドロドロ、
あ、終わった。。。
と思ったその時!
チュニジア市民の方々が「大丈夫か!?」と、まえてぃーの側に寄ってきてくれて、持ってきたイスに座らせてくれて、手や顔を洗ってくれて、水を飲ませてくれてこのシーンはあれだよ、24時間テレビのマラソンランナーが走り終えたあとみたいな感じになった💦
そして
ガヤガヤしている街の向こうから数十人のチュニジア市民の方々がやってきた。
そして、、、
「これだろ!?取り返したぞ、お前のスマホ!!」
とまえてぃーのスマホを差し出してくれたのだ!!
…。
もう神さまー。゚(゚´Д`゚)゚。!!
そして数人の市民とポリスに連行されてくる犯人。
「こいつか!?」
うん、青いフードだ。
間違いない。
犯人は若者でどんな捕まりかたをしたかは分からないが顔面血だらけだった。
放心しているまえてぃーにおばあちゃん達は安心してね、とかごめんなさいね、とか言ってくれていた。
チュニジアに来てから本当にいい出会いの連続だった。
そりゃそうだ。
こんなにも異国の外国人に優しくしてくれる場所だ。人だ。心だ。
「泥棒にあったのに?」とか言われるかもしれないけど、犯罪には方程式がある。
お金が欲しい人とお金がある人。
歴史同士の対立。
宗教同士の対立。
ある意味起こるべくして起こった(起こしてしまった)犯罪。
全て、道端でスマホ出したまえてぃーが悪いんです。
犯罪を犯すのは結局はその人の心次第とは思うけれど、その機会を与えてしまったのは私。
反省です。
ざっと数えて2、30人の人が犯人を追いかけて街を激走してくれた光景は一生忘れないだろう。
香港映画みたいだったな。。。
本当にありがとうございました。
切れたスマホロープ📱
みなさんも注意!
自分を守るためはもちろん、外国の人に犯罪をさせちゃいけないよね(-_-;)