泣いていいと思えてますか??
もう泣いたのかい?
充分泣けたかい?
一通りのバタバタを済ませリビングにいたまえてぃーに、
一緒に泊まっていた人たちが聞いてきてくれた。
カード会社に連絡したり、警察や次の行程の調整でバタバタしてたまえてぃーにとって、泣くなんて、そんなこと思う時間すらなかった。
「そんな時間無かったよー」と言うまえてぃーに、
「ならこれから存分に泣くといいよ」とみんな。
え、
泣くってそんな普通のことなの??
泣くものではない思ってた。
みんなの心配にも
“大丈夫だよー”って答えたり、
“ついてないよねー”って笑ってみたり、
思えばずっとそうだった。
泣くのは恥ずかしい。
泣くのは弱い。
泣くのは同情が欲しいと思われる。
私は慰める側でいなければ。。。
だから迷子になっても、いじめられても、数学がどうしても出来なくても、どんなにどんなに大きく悩んでいたとしても、困っていたとしても、自分のことでは決して泣かなかった。
人前では。
人が死んだ時や卒業式だけは泣いていいと勝手に決めていた。
そうして生きてきて、何かあっても、明るく誤魔化すのがクセになっていたような気がする。
もう泣いたのかい??
なんて暖かい言葉だろう。
あぁそうか、
私は傷ついてたんだな。
こんな時は泣いて良いのだと、
数十年ぶりに思い出せた(*´ω`*)
みんなが翻訳機とかいろいろ使って励ましてくれる。
嬉しかった。
でも、
これは忘れない。