離任のときに話したこと。
ここで先生を卒業した時(離任式)に話したことをちょっとまとめておこうと思います。
あれはどの教室で話したことだったかな…。
司会の先生「それではまえてぃー先生、一言どうぞ!」
まえてぃー
『先日、と言ってもけっとう前なんですが、オカンと話していた時のこと。
オカンは出かけた時、駅で電車の切符を買おうとしました。
その時、降りる駅を迷ってしまい、少し券売機の前でオロオロしてしまったそうです。
すると後ろにいた若い男性から「遅いねんババア」と言われたそう。
その夜、オカンはまえてぃーに、「今日の帰りにそんなん言われたわ〜。もうババアやね〜。」と笑いながら話していました。
それを聞いたまえてぃーは、「へぇ〜」と言ったものの、とても悲しい気持ちになりました。
ここでみんなに質問。
歳をとるということは、負けていくということなんでしょうか。
若いということは、偉いということなんでしょうか。
年齢に勝敗は必要なんでしょうか。
もしそうなら、まえてぃーはこれから負け続けるしかないということでしょうか?
まえてぃーは違うと思う。
人は幾つになっても、幾つであっても、その時その時の価値があると思うし、あってほしいと思う。
だから誰もが誰もをバカにする権利なんてないって思う。
赤ちゃんは面倒見てもらうばっかやけど、価値ないって思う?
そんなこと、ないもんね。
それを知ってると、どんな人のことも思いやりを持って関わることができると思う。
変に関わらなくても、優しくしなくても、あかの他人に舌打ちしたりってのは無くなるはず。
みなさんには、みなさんにしかない価値があります。
そしてそれは、まえてぃーには無い価値です。
だからみんなのこと「面白いな〜」とか「飽きないわ〜」とか「応援したいわ〜」とか思ってたわけです。
それをめいいっぱい、輝かしてください。
そのお手本になれるよう、まえてぃーは幾つになっても挑戦していけるような、楽しいことを自分で見つけられるような、大人でい続けたいと思います。
今までありがとうございました。』
パチパチ〜👏👏👏✨
どんな自分も、未来の自分から見たら1番若いo(`ω´ )o
後悔の数も多いけれど、愚痴だけいう毎日はきっとつまらない。
後悔も失敗も貯金がないのも全部背負って受け入れて、この人生を歩んでいこうってかいくしかないね、このやろー。
追伸:まえてぃーオカンが「ババアって言われた」って話した時、みんな「ヒドッ」とか言ってくれたり、表情してくれた。
それにまえてぃーは「やっぱり最近の若者は優しいな〜」ってつくづく思いました。